簡単な導入方法 / CDドライブ
ねこープロジェクト21/Wでは、IDE接続のCD-ROM/DVD-ROMドライブをサポートしています。
ディスクイメージまたは実ドライブを使用することが出来ます。詳細
- ディスクイメージの使用
ねこープロジェクト21/WのIDE CD-ROMでは ISO-9660形式(.ISO)、Cue Sheet形式(.CUE)、CloneCD形式(.CCD)、CD Manipulator形式(.CDM)、Media Descriptor形式(.MDS)、Nero Image形式(.NRG)が利用できます。
ただし、プロテクト付きのCDは扱えません。OSがサポートしていればDVDも扱うことが出来ます。
- CDドライブが使用できるようにOSに適切な設定を行ってください(ページ下部参照)
- 用意したCDイメージを [HardDisk - IDE #2 - Open] で選択します。CDイメージを選択できない場合はIDE optionを確認してください。
- エミュレータでマウントしたCDの内容が読めるようになります。(ディスク交換時には物理的な交換時間をエミュレーションするために6秒ほど遅延します)
- 実ドライブの使用
ねこープロジェクト21/WのIDE CD-ROMではホストに接続されている実ドライブを扱うことが出来ます。
- CDドライブが使用できるようにOSに適切な設定を行ってください(ページ下部参照)
- ホストのxドライブをマウントする場合 [HardDisk - IDE #2 - Host Drive x:] を選択します。CDドライブを選択できない場合はIDE optionを確認してください。
- ホストのドライブにCD-ROMを入れるとエミュレータでマウントしたCDの内容が読めるようになります。
- OSの設定 - Windows9x系, WindowsNT系の場合
NEC CD-ROM DRIVE:98として自動認識されますので特に追加の設定は必要ありません。
- OSの設定 - MS-DOS, Windows3.1以前の場合
MSCDEX.EXEとNECCDD.SYSが必要です。
これらのファイルはMS-DOS6.2やWindows9x系の起動ディスクから入手可能です。
(NECCDD.SYSの代わりにNECCDM.SYSを使用することも出来ますが若干不安定です)
- MSCDEX.EXEとNECCDD.SYSをディスクイメージ内にコピーしてください。
- MS-DOS起動ディスクのCONFIG.SYSに"LASTDRIVE=Z"と"DEVICE=NECCDD.SYS /D:CD_101"を足してください。
- MS-DOS起動ディスクのAUTOEXEC.BATに"MSCDEX.EXE /D:CD_101 /L:Q"を足してください(CDドライブをQドライブにする場合)。
- [Emulate - Reset]を選択して、リセットをかけます。
- 正常に設定できていればQドライブとしてCDドライブにアクセス出来るようになります。